【香りのある日常をもっと気軽に】〜精油じゃない方法〜芳香蒸留水使ってみませんか。

育児や日々のケアの中で「香りの力ってすごいな」と感じたことはありませんか?
私は数年前、次女がまだ4歳くらいの頃、毎朝「ご飯の後の口ふき」を嫌がっていたのが悩みでした。そこで、ふと思いついて香りで誘ってみようと手に取ったのが 芳香蒸留水(フローラルウォーター) でした。
我が家の体験談
最初に購入したのは「ゼラニウム」の芳香蒸留水。ほんのり甘く、やさしい香りに娘も「いい匂い!」とニコニコ。そのあと、「フランキンセンス」や「リンデン」も試してみて、気分やシーンに合わせて使うようになりました。
私自身は、肌が敏感に傾いているときや、気分を落ち着けたいときにコットンに染み込ませて、肌をやさしくふいたり、首筋や手首に軽くなじませたりして使ってきました。
今では、次女がとくにこの芳香蒸留水のファン。中でも「フランキンセンス」を“神社の香り”と呼んでいて、保育園に行く前に「スーハー」と香りを吸い込むのが、ちょっとした心のお守りのような時間になっています。

芳香蒸留水のメリット
芳香蒸留水は、植物を蒸留するときにできる水溶性の芳香成分を含んだ水。精油とは違って成分がとてもマイルドなので、薄める必要もなくそのまま使えます。小さなお子さんや香り初心者さんにも安心です。
手頃な価格で続けやすい
芳香蒸留水は、精油よりも価格が安いのも魅力の一つ。
たとえば一般的な価格帯は、
・100mlで 800円〜1,500円程度(ブランドや植物によって変動あり)
ちょっとしたプチギフトにもおすすめです。
使い道がいろいろ
化粧水代わりにしたり、リネンウォーターとして寝具にスプレーしたり。香りで気分を整える方法として、日常に無理なく取り入れられます。
芳香蒸留水のいろいろな呼び名
芳香蒸留水は、商品によってさまざまな名前で呼ばれています。たとえば:
- ハーブウォーター
ハーブ由来であることを表す呼び名です。 - フローラルウォーター
ローズやラベンダーなど、お花を蒸留したものによく使われます。 - アロマウォーター
アロマテラピーの一環として紹介されていることが多く、香りのケアとして広まっています。 - ハイドロゾル(Hydrosol)
英語圏や専門家の間ではこの呼び名が一般的。少しマニアックですが、同じものを指します。
これらはすべて、植物を水蒸気蒸留した際に得られる、水に溶け込んだやさしい芳香成分を含む「芳香蒸留水」のことを指しています。

「アロマウォーター」という名前の商品には、まれに合成香料を加えたものもあります。購入の際は「芳香蒸留水100%」や「天然成分のみ」と記載されているものを選ぶと安心です。
おすすめの
私が日頃愛用しているのはFLOLIHANAさんのです。
- ゼラニウム (ローズに似たやさしい甘さに草の香りも感じられる)
- フランキンセンス (お香のような落ち着く香り)
- リンデン(菩提樹) (ほんのりとした甘さに薬草っぽさもある香り)
他にも試してみたいものが多くありました
【会社概要】フロリハナは南フランス・プロヴァンスに1993年に創業された蒸留所で、有機JAS・USDA・Ecocertなど複数のオーガニック認証を取得した精油や芳香蒸留水を製造・販売している会社さんです。




他にもたくさんありましたので、良かったらチェックしてみてくださいね。
機会があれば、他のメーカーさんのもぜひ試してみたいと思います。お気に入りができたら、ブログでまたブログで紹介しますね。
よくある質問と使い方Q&A
- Q1. 芳香蒸留水はそのまま肌につけても大丈夫ですか?
-
A. はい、大丈夫です。精油と違い、芳香蒸留水はとても低濃度でやさしい成分なので、希釈せずそのまま使えます。ただし、心配な方は少量を狭い範囲につけてみて、様子を見てみてください。刺激に感じたり、赤くなる時は、使用は避けてください。
- Q2. 子どもにも使えますか?
-
A. 使えます。とくにゼラニウムなどはやさしい香りで、気持ちを落ち着けてくれるのでおすすめです。ただし、目や口の中など粘膜への使用は避けましょう。
- Q3. どんなふうに使えばいいの?
-
A. 私がよく使っている方法は以下です:
- コットンに染み込ませて、肌をやさしくふく(洗顔後や気分転換に)
- スプレーボトルに入れてリネンウォーターとして使う(枕や寝具に)
- 登園前やお出かけ前に「スーハー」タイム(香りを吸って深呼吸)
- お風呂上がりの保湿ケア前に肌を整えるミストとして
- Q4. 精油と同じ香りなの?
-
メインの香りは同じですが、精油とは違った香りを楽しめます。精油と比べて、香りの強さは「やさしく淡く」、持続時間は「短く」(数分〜10分程)なります。植物によっては、精油とかなり異なる香りに感じられることがよくあります。
例えば、ゼラニウムは比較的同じお花の香りがメインですすが、フランキンセンスはその香りはやさしく、軽やかになるため、香りが違って感じられました。超個人的な感想ですが、精油のフランキンセンスは「りっぱな寺院の神殿」(深く神聖な感じ)、芳香蒸留水は「近くの神社」のイメージです。
まとめ
香りを使って、育児のちょっとした悩みがスムーズになったり、自分の心が少し軽くなったり。そんな小さな変化が、毎日の中にあるとうれしいですよね。
芳香蒸留水は、香りのある暮らしの入り口として本当におすすめです。気になる方は、まずは1本から試してみてはいかがでしょうか?
以上、つづく子からのつづくぽレポートでした。
今日もお疲れさまです。
よい1日を。
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Thank you!
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