あなたが「アロマ」を好きな理由

こんにちはつづ子です。
「アロマ」はギリシャ語のアローム(香り)が由来で、「芳香(Aroma)」を意味します。
植物から抽出した「アロマ」や、コーヒーの香りワインティスティングの時にかぐ香りもすべて「アロマ」と表現されます。
「アロマ」が好きな方は、その香りを「心地よい」と感じるからです。
では、なぜ私たちは香りを心地よく感じるのでしょうか?
それは、「香りが鼻から脳に伝わり、脳から身体に働きかけるからです。そして、その香りに対して過去に嫌な経験がなければ、より心地よさを感じることができるからです。」と言えます。
では、詳しく解説していきましょう。
香りは鼻から脳に伝わる
「アロマ」、つまり「香り」がどのようにして身体に影響を与えるのでしょうか?。
香りは鼻から入り、脳の特定領域に伝わります。
この特定の領域のうち、特に視床下部は自律神経やホルモンの調節を司り、欲求や感情の中枢として働いています。香りが伝わると、視床下部が活性化され、そこから身体にさまざまな影響を与える仕組みです。。
「難しそう・・・」と感じた方は、鼻→脳→身体の順に香りが伝わるイメージだけで大丈夫です。
さらに脳内で伝達が続く
視床下部からの信号はさらに、脳下垂体に伝わります。脳下垂体は内分泌系ホルモンの他、心身に様々な影響を及ぼす「神経伝達物質」を放出することが分かっています。リラックスさせるセロトニン、眠気を払い気力を高めるノルアドレナリンなどもこの神経伝達物質です。最近では、幸せな気分や愛情を感じさせるオキシトシンも注目されています。
香りを嗅ぐことで、脳に伝わり、脳から同時多発的に身体への働きかけが行われるのです。
あなたが「アロマ」を好きな理由の一つは、この脳から身体への働きかけにより、香りがかいだ後にリフレッシュしたり、リラックスしたりするからかもしれません。
香りの伝達プロセス
呼吸と共に鼻腔に入る
嗅上皮→嗅細胞→嗅神経
嗅球→大脳皮質の大脳辺縁系→視床下部→脳下垂体
この時、大脳皮質が香りを感知します。
視床下部(欲求や感情の中枢、自律神経やホルモンの調整)
脳下垂体(神経伝達物質を放出)
実際には、脳での指令は高速で伝わるため、STEP3とSTEP4はほぼ同時に起こると考えられます。
香りの好き嫌い
一方で、香りの好みは個人差があり、同じ香りでも好きな人と嫌いな人がいます。なぜこのように感じ方が異なるのでしょうか?

その理由は、嗅覚が記憶を司る「海馬」に直接的に働きかけるからだと言われています。香りは記憶に残りやすい感覚なのです。
海馬は大脳辺縁系にあり、先ほど説明したように(STEP3)、香りが伝わる経路の一部です。
過去にその香りでネガティブな印象をした場合、香りの認識と当時に、その記憶やネガティブな感情が呼び起こされることがあります。
嫌いな香りをかぐとストレスを感じやすくなるため、どんなに他の人から「リラックスする香り」とお勧めされても、自身が心地よく感じる香りを選ぶことが大切です。
ご自身の感じ方を大切にしてくださいね。
例えば私の場合は、以前ラベンダーの香りが苦手でした。トイレや車の消臭剤のイメージが強かったのです。しかし、ある時、ラベンダーの精油をいただいて、その香りの良さに驚きました。徐々にラベンダーの香りが平気になり、今では好きな香りの一つです。少しずつですが、記憶を上書きできたようです。
このように香りの好き嫌いは、人それぞれです。
あなたが「アロマ」を好きな理由の一つは、過去にその香りでネガティブな体験をしておらず、「良い香り」または「不快ではない香り」と感じられるからかもしれません。
まとめ
本日のまとめです。なぜ私たちは香りを心地よく感じるかは次の2つが考えられます。
- 香りが鼻から脳に伝わり、脳の複数の経路を経て身体に働きかけるため
- 過去にその香りによってネガティブな経験がなく、「良い香り」として認識できるため
以上、つづく子からのつづくぽレポートでした。
今日もお疲れさまです。
よい1日を。
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“香りの好き嫌い”
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